鳩待通り：花の山旅に出かけよう：SSブログ

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鳩待通り　[尾瀬地域] [編集]

今年の尾瀬は新型コロナウイルスの影響で緊急事態宣言が出て、外出自粛、県外移動自粛が有りましたが、6月19日から解除されました。群馬側は基本的に7月1日まで入山自粛となっておりますが、シャトルバスは運行中です。福島側は7月1日まで入山自粛となっております、御池駐車場は閉鎖中です。赤城山での足慣らしでどうにか感覚が戻って来ました、山歩きがいきなり夏スタートの不自然さが有ります。

今年初めての尾瀬入山はまだ自粛期間なので富士見下からアヤメ平と決めました。嬉しくて早く起きてしまい、午前3時自宅を出発していつもの道を走るのは昨年の11月以来です。尾瀬戸倉スキー場から富士見下登山口までの車道の落ち葉や落石が心配でしたが鹿の飛び出しにびっくりでした。

富士見下登山口の歩き出しは午前6時半頃で天気は曇り、アヤメ平が見えて来ると段々と青空が広がります、天気が良くなりました。新緑が眩しく多くの鳥の声に癒されます、やっぱりこのルートは展望も良く田代原から急坂でなくなります。元休憩所の水場はしっかり水が流れているのに富士見峠の水場は公衆トイレに利用されてから、パイプから水が出ていない状態で底部だけ流れています。突然の「飲み水には不向き」表示が出て困っています、私はもう10年以上前から水場として利用しています。

富士見峠のベンチで休憩した後、アヤメ平に向かいます、アヤメ平まではすれ違うハイカーは数える程度でした。木道の老朽化した場所は新しい木道に架替られていて山側に迂回していました、有難うございます、TEPCO、東京電力さん。

アヤメ平の木道に出るとまだ濡れてはいるものの、湿原に広がるワタスゲ果穂が見頃を迎えていました。タテヤマリンドウ、イワカガミ、チングルマ、ヒメシャクナゲが咲き乱れていて流石アヤメ平です。至仏山だけでなく燧ヶ岳の展望も素晴らしいです。天気も良いので横田代に向かいます、途中のベンチもきれいになっています。木道があちこちで架替されていて有り難いです、それでも下り坂の木道は突然滑りますのでご注意ください。横田代もワタスゲ果穂がきれいで至仏山も大きく見えました、至仏山解禁が楽しみです。