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平ヶ岳(池ノ岳〜山頂) [山歩き]

木道を過ぎると視界が広がり姫ノ池が青空に映えて美しいです、水不足なのかあちこち干からびている池塘も有り水位も下がっていました。

ここから眺める平ヶ岳の稜線がきれいです、水筒の水補給に水場に向かいます。玉子石分岐を左折して下ります。水場の手前から沢沿いに水が流れていますがとても流れが弱く、水場と言うより平ヶ岳源頭清水が正しいです。煮沸した方が安全です、冷たい水で顔を洗うと命の水を実感した次第です。写真では透明なので水底しか写っていません。

木道を進むと姫ノ池との登山道と合流、キンコウカが見頃でチングルマ果穂も目立ちます、ハクサンコザクラも咲いていました。平ヶ岳山頂まで0.8kmの道標が有り本当の最後の登りが続きますが木道なので快適です。見慣れた至仏山(真横)、景鶴山、燧ヶ岳が逆方向なので戸惑ってしまいました。

平ヶ岳の2等三角点の場所に道標が有ります、もっと先を進むと最高地点手前で植生保護の為に通行止となっていました。山頂湿原は本当に平坦で会津駒ケ岳や巻機山と似ています。案内板によると古い平坦な土地が隆起し、浸食される以前の地形を今にとどめていると考えられるようです。

山頂でのお昼休憩は最高の展望です、下山リミットのお昼を過ぎたので玉子石を諦めて下山します。池ノ岳まで少し登りです、山頂ではau携帯は圏外(時々1X)、池ノ岳手前で4Gで1本アンテナが立ちますがフェイスブックの更新はダメでした。

下りは疲れもあるので慎重に岩場を下ります、オオシラビソの樹林帯は日陰なので少し早めに歩いて時間を稼ぎます。下台倉山からのヤセ尾根の下山が一番の難所です、午後4時を過ぎて慎重に下ったので登山口到着は午後6時過ぎで予定の午後5時をオーバーしてしまいました。午前5時出発して午後6時過ぎの13時間の日帰りはやっぱり暑さとの戦いでした。それでも平ヶ岳の山頂湿原展望は最高でした。

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姫ノ池
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平ヶ岳方面
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姫ノ池
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水場
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水場(平ヶ岳源頭清水)
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裏燧ヶ岳を望む
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木道を進みます
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平ヶ岳(2等三角点)
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最高地点の手前で通行止
2018年07月27日 平ヶ岳(池ノ岳〜山頂)
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