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熊沢田代 [尾瀬地域]

11月3日が例年での私の尾瀬終了日です、10月27日で尾瀬の山小屋の営業が終わっています。今年はやっと雪化粧した熊沢田代を御池から往復して来ました、天気が良くてほっとしました。

早朝ではないので登山道の雪の凍結はありませんでしたが、足場に注意しないと良く滑ります。登山道に倒木が有り登山道を塞いでいました。急斜面の大きな石の連続が終わり木道になると広沢田代です、約5cmの積雪です。広沢田代から白くなった会津駒ケ岳が良く見えています、広沢田代の木道は古い木道も多いで良く滑ります。

広沢田代を過ぎるとまた登りがあります、程なく視界が広がると遠くの会津駒ケ岳と手前に今登山して来た広沢田代が確認出来ます。広沢田代にはこんなに多くの池塘が存在していたのか改めてびっくりです。

急階段が連続して視界が広がると燧ヶ岳の山頂が見えて来ます、木道だけの下りになると長く続く木道の先に二つの池塘とベンチに到着します。急階段を登って行くと遠く大杉岳から会津駒ケ岳まで見えて来ます。登り切った場所にはベンチはありませんがこの展望も見ながらお昼休憩にします、ここからは東田代も良く見えます。

帰りは雪解けで登山道は沢状態であちこちに水溜りが出来ていました、これでも雪の感触を味わえたのでとりあえず終わりです。

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広沢田代
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広沢田代展望
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熊沢田代
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池塘
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熊沢田代展望
2018年11月03日 御池〜熊沢田代往復(約5時間半)
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ガイド撮影 [天文]

今年は竜宮十字路、山の鼻、御池で固定撮影にて色々な星空を撮影しました。露出15秒でも星は動いているのでいまいち星像が悪くなっておりました。今夜は午前2時頃まで月が昇って来ないので御池駐車場で赤道儀を使用して星空撮影して見ました。赤道儀の極軸望遠鏡はもちろん北極星に向けます。

予想通り極めてシャープな星像が確認出来て、はくちょう座、こと座、わし座が天の川に埋め尽くされているのが良く分かります。はくちょう座のデネブ付近の北アメリカ星雲や他の散光星雲も確認出来ます。ガイド撮影することで赤い散光星雲のカルフォルニア星雲とガスが広がるスバル、ぎょしょ座にあるM36、M37、M38散開星団もくっきりと写っています。

デジタルカメラになって簡単に星空撮影が可能になりました。しかし赤道儀を使用して追尾撮影すれば暗い星まで写り天の川や星雲星団が一杯の星空の世界が広がります。風景を入れた星景写真も良いのですが星座だけの写真が本来の星空撮影です。

(撮影データ)
EOS-6D:SP35mmF1.8→F2.8 ISO3200 露出30秒
SP90mmF2.8→F4.0 ISO3200 露出30秒
赤道儀:タカハシ PM-1にて自動追尾

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この自由雲台にカメラとレンズを装着します。
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夏の大三角(はくちょう座、こと座、わし座)
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カシオペヤ座、ケフェウス座、はくちょう座
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カルフォルニア星雲とスバル
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ぎょしゃ座(M36、M37、M38散開星団)
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秋の四辺形とアンドロメダ銀河
2018年11月03日 御池駐車場
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星空撮影(奥日光) [天文]

昨日は月齢3の星空撮影には良い条件なので奥日光まで撮影に行って来ました。自宅を出発する時は曇りでしたが宇都宮付近から晴れて来ました。奥日光では雲一つ無い快晴の夜空で沈み行く夏の大三角、見頃な秋の星座、そして冬の星座も撮影出来てすっかり寝不足となってしまいました。

TAMRON SP90mmF2.8→F4.0に一段絞り込んで追尾撮影しましたので星像の大きさがピント位置で変わります。ライブビューで5倍に拡大してピント出しをしましたがそれでもバラツキが目立ちました。追尾撮影すると暗い星まで写り、星雲星団や赤い散光星雲が確認出来るようになります。固定撮影とは別世界の星空です。ISO3200で約60秒露出です。

1枚目は赤道儀(タカハシ PM-1)とカメラが装着された状態の説明です、結露しやすい時はレンズヒーターも付けています。

2枚目は冬の大三角(オリオン座、おおいぬ座頭部、こいぬ座)ですが冬の天の川が写っています。赤いバラ星雲やオリオン座に広がるバーナードループも確認出来ました。

3枚目ははくちょう座のデネブ付近の赤い北アメリカ星雲やガンマ星の散光星雲も確認出来ました。

4枚目はペルセウス座の二重星団とカシオペヤ座の赤い散光星雲(I.1805&I.1848)が確認出来ました。

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赤道儀とカメラ
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冬の大三角(SP35mmF1.8→F2.8 露出30秒)
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はくちょう座中心部(SP90mmF2.8→F4.0 露出60秒)
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二重星団と散光星雲(I.1805&I.1848)(SP90mmF2.8→F4.0 露出60秒)
2018年11月10日 奥日光
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妙義山 [外出]

妙義山は金洞山、白雲山、金鶏山(入山禁止)から成る山とは初めて知りました。今夜は天気が良ければ星見致します、しし座流星群の極大日です。今回はザックを持参しておりません、妙義山はまだ登山したことがありませんので今度は石門群登山だけでもトライしたいです。

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金洞山
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白雲山
2018年11月17日 妙義山中之嶽駐車場
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クリスマスファンタジー2018 [プラネタリウム]

妙義山の中之岳駐車場では天気が良くなく星見は無理でした。それでは昨日から始まった高崎市少年科学館のプラネタリウム番組を見て来ました。

こちらではもちろん満天の星空とクリスマスファンタジーに包まれた、ほっとするあっと言う間の40分間でした。たっぷりと星々を見せることがどんなに重要なのか、それが生解説でなくても出来るのです。最後までストーリーの途切れがありませんでした。

子ども番組ではなく大人も楽しめて音楽も素晴らしいです、こんな番組は他の館では見ることは出来ないです。高崎でNHK「私の尾瀬写真展」が始まったら、またこの番組を見て帰ります。

高崎市少年科学館スタッフをメインとした 「天空の写真展2018」も同時開催されていて必見です。IR改造のデジタル一眼レフで撮影した散光星雲の写真が凄いです。

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プラネタリウム
2018年11月18日 高崎市少年科学館
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アヤメ平 [尾瀬地域]

今年は3連休直前に雪マークが出たので富士見下から新雪道を歩いて、アヤメ平に行くことが出来ました。予想通りで嬉しかったです。

雪の量が富士見下でちょっとでも多いと田代原で引き返したことも何度もあります。鎌田付近から白くてなったアヤメ平がちょうど良いのでしょう。戸倉スキー場から富士見下まで路面の雪は溶けてしまったようです、駐車場には1台車がありました。

富士見峠までは約10cmで問題ない程度で、木道と階段の踏み抜きに注意して富士見田代に向かいます。トレースがあるので安心ですが時々踏み抜きますのでバランスを崩すと怖いです、新雪ではスノーシューも効きませんので使用しません。

稜線沿いの木道に出ると天気も良く最高の気分ですが、この付近も雪が多く吹き溜りのようです。アヤメ平付近は風の通り道なので木道だけ見えています。風が無くて暖かいので助かりました。先客はトレースが有ったのでやっぱりアヤメ平で撮影しておりました。アヤメ平のベンチでゆっくりできるのも風がないので良かったです、アヤメ平の積雪はこの程度が湿原の形がわかって適度です。シーズンオフのアヤメ平の積雪情報がないのでこのタイミングが非常に難しいです。

富士見田代のベンチに戻りお昼休憩です、至仏山も燧ヶ岳ももう少し白いと嬉しいのですが贅沢でしょう。最後の尾瀬が最高の天気で良かったです。

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アヤメ平下手前
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富士見田代
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アヤメ平稜線
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アヤメ平
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アヤメ平
2018年11月24日 富士見下〜アヤメ平(往復約7時間)
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道標 [尾瀬地域]

富士見下から富士見峠まで以前冨士見小屋の小家主さんが付けた道標が設置されています、今年もシーズン中はありました。

富士見下から順番に十二曲り、田代原、馬洗渕、元休憩所、アヤメ平下、富士見峠です。ガイドブックには田代原、馬洗渕しか記載されておりません。

このルートをいつも利用する私には富士見峠までの歩く目安として利用しています。元休憩所には非公認水場がありますのでいつも休憩する場所です。本来の水場はトイレに利用されている影響なのか、今年も水量が少なかったです。雪解け時期には非公認水場がもう2箇所あります。

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十二曲り
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田代原
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馬洗渕
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元休憩所
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アヤメ平下
2018年11月24日 富士見下
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