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プラネタリウム震災特別番組 [プラネタリウム]

「星よりも、遠くへ」
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東日本大震災の夜、大停電の被災地を満天の星が照らしていた。こんな星空を今まで見たことがない...予想だにしない苦難とともに被災者たちが見上げたのは、星空という名の「宇宙」だった―。震災の星空と被災者たちとの繋がりを描いた「星空とともに」の第二章となる、プラネタリウム版ドキュメンタリー作品。
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仙台市天文台制作の東日本大震災をテーマとしたプラネタリウム番組です。私も参加したクラウドファンディングが成立し制作費を集めて完成した番組で、お返しとしてこの番組のDVDが3月7日に届きました。
また全国の一部のプラネタリウム館では無料で投影されます、私の近くではさいたま市宇宙劇場で3月10日に投影されます。事前に整理券の配布があるので並ぶ必要があります。

3月10日、DVDの内容と実際のプラネタリウム番組とどのように違うのか「さいたま市宇宙劇場」版の表現が楽しみでした。整理券配布の並びの多さにびっくりでした、実際の投影もいつもより多い印象でした。

番組は実際に大停電の被災地で満天の夜空を見た方々のお話がメインとなります。3月11日の午後9時の夜空を再現して星座線と星座絵と星座名のテロップのゆったりとしたペースが良かったです。夜の灯りが星々だったと実感出来る、こんな夜空はある意味奇跡だったのでしょう。

プラネタリウム番組としてはたっぷりと満天の星空を満喫出来た感じです、満天の星空では本当に星座が分からなくなります。

地震の仕組みや地球の構造、太陽系から天の川銀河に飛び出すシーンも良かったですが、恒星シャッターを全開して座席に星のシャワーが浴びるのはなかなかの演出でした。どの館も無料ですが投影回数が1回だけなのがちょっと残念でした。出来れば仙台市天文台制作の「星よりも、遠くへ」のオリジナル番組も見たくなりました。

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作品のDVD
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GOTO CHIRON III(コンパクトサイズ)
2019年03月10日 さいたま市宇宙劇場
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