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ZWO Seestar S50 [天文]

以前から望遠鏡や赤道儀は持ってしましたが、大きくて重く移動が大変でした。天体の自動導入も出来ませんでした。また天体写真はCMOSセンサーのダークノイズ対策で数枚の写真を重ね合わせるスタック処理が必須です。その為にフィルム時代の撮影方法とは違って長時間露出は不要で、赤道儀自体の追尾精度はそれほど高い必要が無いのです。車を持っていないと暗い場所に撮影に行く事が無理です、最寄り駅から歩くにも重い天文機材を担ぐだけでも大変です。このカメラでは写真1枚が10秒露光で重ね合わせしながら露出を加えて行きます。1分では6枚、10分では60枚、15分では90枚、30分では180枚の多重露出となります。

ZWO Seestar S50は天体の自動導入から撮影後のスタック処理まで自動なので便利です。何と言っても小型軽量で北極星の極軸合わせやアライメント作業が不要で水平だけしっかり守れば直ぐに撮影が可能です。

ZWO Seestar S50でのファーストライトは太陽黒点でした。とても簡単に太陽を画面中心に導入出来てびっくりです、夜になったら月に向けて見ます。この写真はJPEGで画像処理無しです。太陽撮影用のソーラーフィルターをレンズ前面に手動で取り付けます。

最近は光害カットフィルターで自宅でも天体写真が撮影可能となりました。撮影したい天体をスマホで自動導入出来るのは有り難いです。35mm換算では1700mm程度の超望遠レンズになります。経緯台での視野回転の問題を露出時間の制限と後処理で対応しているそうです。2枚のミラーを使用した折り曲げ光学系となっています。

11.jpg
ZWO Seestar S50

22.jpg
太陽黒点

2023年11月30日 自宅にて
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