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ミズバショウ [尾瀬地域]

今年の尾瀬のシーズンは終わりました、毎年同じようでも色々なことがありました。

ここ数年暖冬と言われておりましたが、5月の残雪も多く10月の初雪も早く例年通りになったのかも知れません。7月末の会津駒ヶ岳で剥離骨折(全治1ヶ月)をしてしまい下山の辛かったことを思い出します、足元には十分注意が必要です。

例年6月のミズバショウ時期は混雑を避けて5月末のリュウキンカとセットで出かけます。竜宮十字路付近のミズバショウは遅霜でやや枯れていましたが、至仏山越しのミズバショウはやっぱり美しい風景と感じました。


2005年05月26日 竜宮十字路付近


トガクシショウマ [尾瀬地域]

尾瀬には多くの高山植物が咲きますが、幻とまで言われているのが段吉新道に咲くトガクシショウマ(絶滅危惧II類(VU)指定種)です。6月のミズバショウ時期は混雑するので(戸倉で早朝に会員バスを1時間待ったことがあります)避けていたので18年以上通っている尾瀬でもトガクシショウマは初めてかもしれません。

混雑している尾瀬ヶ原を急ぎ足で歩き赤田代でちょっと休憩、そして平滑の滝分岐を過ぎて段吉新道を少し歩くとオオソリ沢に到着、ややピンク色のトガクシショウマを発見しました。こんな静かな段吉新道に咲いているのが嬉しかったです。


2005年06月05日 段吉新道


山小屋に泊まりに行く [尾瀬地域]

毎年尾瀬には10回以上行きますが、最近はあちこち歩くのですが、天気が悪い時は午後1時には山小屋に入ってしまいます。

お気に入りの山小屋ですと、どうも尾瀬に行くのであるが、山小屋に泊まりに行くのが本当かもしれません。談話室でゆっくりとコーヒーを飲みながら本を読むのが好きです。


2005年10月22日 長蔵小屋


ニッコウキスゲが無事に咲いて [尾瀬地域]

昨年(’05年)の尾瀬のニッコウキスゲはとても心配でしたが無事に咲いてくれとほっとしました。

尾瀬の雪解けが早いとその年の高山植物の開花に影響が大きいのでとっても怖いのです、その原因の一つが遅霜です。’04年はこの遅霜の影響をまともに受けて尾瀬沼も尾瀬ヶ原も7月のニッコウキスゲはほとんど咲きませんでした。

またニッコウキスゲは1日花でもありますので、見頃を考えると1週間程度なので撮影チャンスがミズバショウと違って余裕がないのです。今年は大雪のようです(でも4月末までわかりません)、6月下旬まで残雪の年のようにミズバショウとニッコウキスゲが同時に見ることができるかもしれません。


2005年07月24日 大江湿原


龍宮小屋 [尾瀬地域]

尾瀬で良く利用する山小屋と言えば、尾瀬ヶ原では竜宮十字路にある龍宮小屋がお薦めです。

龍宮小屋は竜宮十字路の直ぐ側にあり尾瀬ヶ原の中心部にある為日本百名山の至仏山と燧ヶ岳の両方が見やすく、地塘や浮島が点在する尾瀬のビューポイントでもあるからです。尾瀬の風景写真を狙うならば龍宮小屋で、カメラマン御用達です、5月初旬の雪解けから10月末の初雪まで営業する人気の山小屋です。

5月末の残雪の残る燧ヶ岳がバックに拠水林に位置する龍宮小屋が印象的でした。

2005年05月26日 竜宮十字路


日焼けしたミズバショウ [尾瀬地域]

ご存知でしょう、ミズバショウよりも早く咲くのがこのザゼンソウです、尾瀬ではあちこちに咲いているのではないので見逃すハイカーもいるのではないでしょうか。

初めてザゼンソウを見た時は変なミズバショウだなと思いました、誰かが冗談で説明していたのが「日焼けしたミズバショウ」でした。最近は突然異変(色素欠落なのか)の白いザゼンソウを大清水湿原で見ることができました。


2005年05年26日 東電小屋


水中花・・・・ [尾瀬地域]

尾瀬で雪解けに咲く花としてはミズバショウ、ザゼンソウ、そして色鮮やかなリュウキンカが咲きます。

特にミズバショウとリュウキンカは堀や川沿いに咲く為にしばしば雪解けの大量な水に埋もれて咲いています。水中花って見たことがないのですが、水の中でも咲いているリュウキンカがキラキラと輝いていて「尾瀬の春」を感じることが出来ました。


2005年05月26日 赤田代


ワタスゲの花 [尾瀬地域]

ミズバショウが終わってから夏のニッコウキスゲの前に湿原一面を真っ白に彩るのがワタスゲの実(花穂)です。

本当のワタスゲの花は春にミズバショウと同時期に咲いています、湿原を良く見て歩かないと見逃します、つくしに似た形の花で小さいのです。私はこのミズバショウとニッコウキスゲの間に湿原一面を飾るワタスゲのモノトーンが好きです。


2005年05月26日 牛首分岐


ワタスゲの波 [尾瀬地域]

ワタスゲの花の次はワタスゲ(果穂)です、尾瀬全体で見ることができますが、群生している場所があります。尾瀬ヶ原では上ノ大堀川ワタスゲの見頃は例年では6月下旬で、7月に入るとニッコウキスゲとワタスゲが混在して咲きます。尾瀬沼では大江湿原です、風に揺れる情景は最高です。

ワタスゲの咲く頃は梅雨ですので雨に濡れたワタスゲは駄目です、晴れた時のフワフワの真綿が風に揺れるのが最高の眺めです。


2004年06年20日  牛首分岐


やっぱりアヤメ平 [尾瀬地域]

尾瀬は大きく分けると至仏山と尾瀬ヶ原、燧ケ岳と尾瀬沼、そして鳩待通りのアヤメ平(富士見峠)があります。アヤメ平には鳩待峠ルートと富士見下ルートの2つがあり、12月になっても富士見下ルートであれば道路閉鎖はありません、積雪が多い年はマイカーでは無理となります。

アヤメ平は「雲上の楽園」と言われる位眺めが良く、至仏山と燧ケ岳だけでなく、360度の大パノラマが楽しめる場所で私は2時間以上休憩することもしばしばです。アヤメ平にはアヤメは咲きません、9月頃のキンコウカは見事です。尾瀬ヶ原で遅霜でお花がきれいでない年でもアヤメ平は影響を受けにくくお花畑が素晴らしいです。


2004年12月04日 アヤメ平(至仏山方向)


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