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「ハワイ、海と星と」 [プラネタリウム]

葛飾区郷土と天文の博物館の秋番組である『ハワイ、海と星と~レイ・ホークー,ヘ・ピリ・アロハ』を見て来ました。これは『友情で結ばれた星のレイ』という意味のハワイ語です。(この番組は12月27日で終了でした。)

この番組は2007年に開催されたプラネタリウムコンサート『星空とハワイアンの夕べ』が原点で地元にある『イミロア天文学センター』と『葛飾区郷土と天文の博物館』の共同制作で、両方の館で使用しているプラネタリウム設備が偶然にも同じとのことです。

プラネタリウムが開始される前からドーム内には波の音が流されいます、番組開始からハワイの風景がスカイマックスでドーム一杯に投影されハワイ島生まれのスラック・キー・ギターの独特な美しい音色に気分も盛り上がります。ハワイの伝統的な星座を結ぶ「スターライン」がユニークです、またハワイ島にあるすばる望遠鏡のドームスリットがゆっくりと開いて宇宙散歩に飛び出す恒星間飛行のシーンは『デジタルユニバース』ならではと感じました。

葛飾区郷土と天文の博物館
http://www.city.katsushika.lg.jp/museum/

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2009年12月27日 葛飾区郷土と天文の博物館
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HAYABUSA(イトカワ) [プラネタリウム]

裏高尾日影沢のハナネコノメを撮影しようかと思っていたのですが、天気が悪いので中止して久しぶりに全天周映像を見て来ました。

今回の番組は全編CGでの製作ですが、HAYABUSA(小惑星探査機)とイトカワ(小惑星)がどんなものなのかちょっと勉強不足で知りませんでした。今回はもちろん43分間のフルバージョン上映館として久しぶりに相模原市立博物館に訪問しました。

以下は相模原市立博物館のこの番組内容と画像を転載させて頂きました。
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 2003年5月。日本は小惑星探査機「はやぶさ」を打ち上げた。その使命は、小惑星に着陸し石を採取して地球に持ち帰ること。この人類史上初の試みを達成するべく、「はやぶさ」は目的地「小惑星イトカワ」に向け長い旅にでた。「はやぶさ」が持ち帰ろうとしている小惑星の石は、太陽系誕生の秘密をとくカギを握っている。地球が、そして太陽系が誕生したのは46億年前。だが、その時代の石は、地球には存在しない。一方、小惑星には太陽系誕生時の記録が残っていると考えられているためだ。
 20億kmの旅のすえ、2005年11月、「はやぶさ」はいよいよ「イトカワ」への着陸を敢行した。しかし、未知の世界への着陸は思い通りにはいかない。機体にもダメージの疑いが・・・しかし、このままで地球に帰るわけにはいかない。態勢を立て直し、2度目の着陸に挑戦。成功したかに見えた直後、「はやぶさ」を最大の危機が襲う。「はやぶさ」は2010年、無事に地球帰還を果たせるのか。
 数々の困難に立ち向かい、太陽系誕生の謎をさぐる「はやぶさ」の波乱と感動に満ちた探検の旅が、臨場感あふれるCGでドームいっぱいに広がります。
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さて、3D版のアバターを見てしまったので質感や色再現、動きのスムース感はさすがに比較してはいけませんが「はやぶさ」の活躍がしっかり伝わって来ました。イトカワは500m弱の大きさの小惑星で自転の軌道が地球に近いのです、「はやぶさ」が撮影した写真が一枚も番組で紹介されませんでした。(館内の展示には撮影された写真もあり詳細に解説されています、JAXA宇宙科学研究本部がこの館の道路向かいにあるとは知りませんでした。)

「はやぶさ」が小惑星サンプルの採取して今年の6月に地球に帰還してサンプルを無事回収することを祈るばかりです、是非とも太陽系の起源を究明して欲しいです。

http://hayabusa-movie.jp/
全天周映像 HAYABUSA -BACK TO THE EARTH-
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2010年03月06日 相模原市立博物館
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世田谷区立教育センター [プラネタリウム]

梅雨時にはやっぱりプラネタリウムで満天の夜空と天の川が見たいと思いました、五藤光学研究所の最新鋭のCHIRONは千葉市やさいたま市でも既に導入されています。

世田谷区立のプラネタリウムは今年5月8日(土)にリニューアルオープンしました。プラネタリウムは五藤光学研究所の最新鋭のCHIRONです、星の数は1億個を超えてリアルに夏の天の川を表現していました。さらに全天周のプロジェクター(VIRTUARIUM II)は以前はドーム外周に多分割で投影しておりましたが、この館では2台のプロジェクター(JVC)で全天周をカバーするようになりましたので多数のプロジェクターによる輝度ムラも少なくなりました。メガスターの天の川よりも明るさを抑えたのが良いですね。全天周に全ての星座絵と星座名を投影できるのは光学式ではなかなか大変ですが、VIRTUARIUM IIはいとも簡単に投影されるようになったのはやっぱり凄いです。

午後1時30分の投影は以前よりも座席が広くなったのもありますが満席となりました、私が観覧券を購入した時は残り10名でした。前半の生解説時に方角の解説が昼間の景色ではなく夜空になってからがちょっと違和感がありましたが、尾瀬で夏の天の川を早く見たい衝動にかられました。

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プラネタリウムドーム
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CHIRONと補助投影機
2010年07月11日 世田谷区立教育センター
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コスモプラネタリウム渋谷 [プラネタリウム]

世田谷区立教育センターに行くには渋谷から田園都市線に乗り換えますが、私が子供の頃の渋谷と言えば、東急文化会館8Fの天文博物館・五島プラネタリウムで初めてプラネタリウムを見た記憶がありました。今では皆さんの近くにプラネタリウムがあると思いますが、日本のプラネタリウム番組(生解説)を確立した館でもあり、全国各地のプラネタリウム巡りをして、この館を超える生解説のプラネタリウム館はないと感じました。2003年には閉館後にメガスターの投影も実施されました。

現在建設中の渋谷区文化総合センター大和田(12F)にはコスモプラネタリウム渋谷が11月にオープンだそうです、渋谷駅から5分程度歩きますが、なにか懐かしさと嬉しさの両方を感じさせるプラネタリウムドームです。電車の窓からも良く見える場所にあります。

渋谷区文化総合センター大和田の各施設の概要
http://www.city.shibuya.tokyo.jp/firm/owada/sisetu_gaiyo.html#plane

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2010年07月11日 文化総合センター大和田(建設中)
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銀河鉄道の夜 [プラネタリウム]

先日の至仏山で見た夜空を流れる天の川を見ているとやっぱり宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」を思い出しました、プラネタリウム番組の「銀河鉄道の夜」をまたまた見てしまいました、以前にもこのブログでも紹介しています。

宮沢賢治原作の「銀河鉄道の夜」を映像化したプラネタリウム番組としては大ヒットのロングラン番組です。銀河鉄道は北十字星(はくちょう座)から出発して天の川の南下して日本では見ることの出来ない南十字星(南十字座)までの夜を走る鉄道です、原作を知らなくてもそのドームスクリーンに広がる動画と音楽に引き込まれてしまいます。原作を読みよりも本当の夜空でしっかりと夏の天の川を見てからがベストでしょう、暗い夜空で見る本当の天の川はまるで雲と間違うくらい明るいです。

ちなみにはくちょう座の北十字星は日本では冬にしっかりと立って沈んで行きます、水平線まで見渡せる場所が少ないので見るのは難しいでしょう。夏の天の川は銀河中心に近いので明るいのですが冬の天の川は少し暗くなります、赤道儀を使用して天の川をガイド撮影すると固定撮影とは違って暗い天の川がしっかりと撮影できます。

プラネタリウム番組「銀河鉄道の夜」
http://www.gingatetudounoyoru.com/

「銀河鉄道の夜」 CM(予告編)
http://www.gingatetudounoyoru.com/allsky/ginga_CM30s_H.html

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2010年07月25日 さいたま市青少年宇宙科学館
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「クイズ!スター&プラネット2010」 [プラネタリウム]

夏の定番番組である葛飾区郷土と天文の博物館の「クイズ!スター&プラネット2010」に行って来ました、毎年テーマがありますが、昨年からデジタル・ユニバースを活用した宇宙の旅がテーマです。

プラネタリウムとしてはユニークなクイズ番組で座席の右側にある回答ボタン(レスポンスアナライザー)で正解と思う番号を押すだけです、参加者の合計が一番多い番号が正解となります。ここ数年の伊津野亮さんの凍り付くようなおやじギャグが最高でしょう。

今回も問題は4問ですが最初はしっかりと今夜の星空解説から始まります、最近の問題は難しいようで回答数が分散が多いです。途中の早押しクイズは軽快で楽しめます。

1問目の日本と南極で見える月の違いは簡単でしたが、2問目の火星の衛星のフォボスの火星から見た動き、3問目のいっかくじゅう座の超新星の明るくなっている状態、4問目の球状星団はどのように回転してるかは全然わかりませんでした。正解できたのは1問目だけで罰ゲームとなってしまいました、これはこれで楽しめますね。

スタプラワールドへようこそ!
http://www.city.katsushika.lg.jp/museum/pla-stapla.html

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ドームかつしか
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太陽表面活動状況(2つの黒点有り)
2010年08月07日 葛飾区郷土と天文の博物館

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仙台市天文台 [プラネタリウム]

新しくなった仙台市天文台に行って来ました、プラネタリウムや展示スペースを備えている場合は一般的には天文台の名称では呼ばれないです。旧仙台市天文台でもプラネタリウムよりも天文台(望遠鏡)がメインで何と言っても小石川さんの天体観測の偉業ではないでしょうか。(こども宇宙館も同時に閉館されました、仙台市科学館は別の場所にあります。)

新仙台市天文台は仙台駅の隣の愛子駅からバスで10分(仙台駅から路線バスで約45分)のハートヒルズ錦ヶ丘に隣接して建設されておりました。新プラネタリウムは五藤光学研究所製の最新機種のCHIRONです、座席は広く椅子を畳む必要もなくレスポンスアナライザーも設置されていました。プラネタリウム番組は常時4種類投影されているので時間帯を選択する必要があります、それ以外にもイベントの特別投影も実施されています。やっぱり仙台市天文台のプラネタリウム番組作りは旧仙台市天文台時からオリジナリティーを感じます。プラネタリウム番組の最後には黒点の現れた太陽表面の映像がライブでドームスクリーンに投影されました。

エントランスには旧仙台市天文台に使用されたプラネタリウムと望遠鏡が展示されておりましたが、1.3m反射望遠鏡は新鮮でした。反射鏡だけで6千万円、望遠鏡全部の設備を含めると約4億円です、望遠鏡解説はもちろん小石川さんでとても分かりやすく子供を飽きさせないのが凄いです。

通常の天文台はドーム天井のスリットだけが開くのが一般的でドーム内で直接望遠鏡を覗く観測方式は行いません、最近はカメラだけです、ハワイ島にあるスバル望遠鏡も同様です。この天文台では観望会を行う時に人間の体温による温度上昇の揺らぎ対策として窓を設置してありました。今回昼間の時間に雲間から見た金星はまるで三日月のようでした。

仙台市天文台
http://www.sendai-astro.jp/

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仙台市天文台
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新プラネタリウム(五藤光学研究所CHIRON)
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1.3m反射望遠鏡
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ドーム内の温度管理対応
2010年10月02月 仙台市天文台
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Starry Cafe(羽田空港) [プラネタリウム]

今日は尾瀬沼の長蔵小屋泊予定だったのですが台風14号接近で中止しました、それではと羽田空港国際線旅客ターミナルの5F「TOKYO POP TOWN」にオープンしたPLANETARIUM Starry Cafeに行って来ました。朝8時から午後2時までカフェタイムなのでプラネタリウムではなくバーチャリウム映像が流されていますのでプラネタリウム本体も見ることが出来ました。(過去に函館空港にもプラネタリウムが有ったとのことです。)

朝8時から午後2時がカフェタイム、午後2時から午後5時までがプラネタリウムタイム、午後5時30分から午後11時がバー(BAR)タイムだそうです。

座席数は約50席でカフェの中央にプラネタリウムがあると考える方が正しいです、タイトルは「Night Flight」約15分のオート番組で大人500円です、制作はGOTOでナレーションは日テレのアナウンサーです。午前11時に到着して1回目の投影時間は売切で、2回目の投影時間まで待つことになってしまいました。

番組は季節で内容が変わるそうですが、バーチャリウム2(2台で全天をカバー)以外の補助投影機はないので基本的に惑星の投影は惑星投影機からではなくバーチャリウムです。方角の解説なしです、羽田空港の景色から夜になり秋の星座解説から海外にも移動して南十字座も登場しました、バーチャリウムでの全天の星座絵は良いですが星座名や一等星は日本語ではなく英語でした。

プラネタリウム番組とは考えない方が良いでしょうが、この内容の約15分のオート番組で500円は私にはちょっと高いと感じました。バーチャリウム2とPANDORAの星像と天の川には満足です、PANDORAの白い円筒カバーは地平線下の星(地平線マスクが内蔵されていないので)がそのまま投影されてしまい目が眩しいのを抑える為です。

今回は新コンパクトデジカメのテスト撮影も兼ねています、4Fのレストランは全国のお土産や有名店のレストランでとても混雑していました。

PLANETARIUM Starry Café
http://www.haneda-airport.jp/inter/premises/tenant/5200100050750000/index.html

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「TOKYO POP TOWN」 Planetarium Starry Cafe(5F)
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PRONTO(コーヒーショップ)の奥がプラネタリウム入口です
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3時間待ちでした(午後1時半頃)
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恒星投影機(一球式)PANDORA(1号機)
2010年10月30日 PLANETARIUM Starry Cafe(羽田空港国際線5F)
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はやぶさ 〜約束の場所へ〜 [プラネタリウム]

全天周映画のHAYABUSA (BACK TO THE EARTH)は地球に帰還する前に制作された全天周映画であり、プラネタリウム番組ではありませんでした。

高崎市少年科学館でははやぶさの帰還後にJAXAの矢野氏のインタビュー映像や帰還カプセルを製作した株式会社IHIエアロスペース(群馬県富岡市)の森田真弥氏と益田克之氏のインタビュー映像で詳細に紹介されていました。

はやぶさのイオンエンジンのトラブルで通信が途絶えたシーンの孤独感やトラブルの解決策、はやぶさの開発に夢を託したエンジニアが未来の子供達に宇宙開発に興味を持って欲しいと願っているのが良く伝わって来ました。

今回の番組はいきなりはやぶさの開始で秋の星座解説はないのかと不安になってしまいましたが、短い時間でしたが番組の流れに違和感を感じさせない星座解説を行うのが、高崎市少年科学館のプラネタリウム番組作りだと納得しました。全天周映画のHAYABUSA (BACK TO THE EARTH)よりも具体的な内容展開ははやぶさのことをもっと知ることが出来て良かったです。

高崎市少年科学館
http://www.t-kagakukan.or.jp/

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高崎市少年科学館
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はやぶさ関連展示
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クリスマス番組(楽しみです)
2010年10月31日 高崎市少年科学館
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コスモプラネタリウム渋谷(下見) [プラネタリウム]

コスモプラネタリウム渋谷(渋谷区文化総合センター大和田12F、渋谷駅南口から徒歩5分)の一般公開は明日(24日)からのですが、外出次いでに寄って来ました。

本日は記念講演会と無料鑑賞会は事前予約制でしたので私は見ることは出来ませんでしたが、12FのエントランスにはHAYABUSAの展示は見ることが出来ました。

開設特別番組であるHAYABUSA --BACK TO THE EARTH-- 帰還バージョンは企画・制作:「はやぶさ」大型映像制作委員会の最新番組としてコスモプラネタリウム渋谷が全国初の投影番組となるとのことです。

渋谷区文化総合センター大和田
http://www.shibu-cul.jp/

(名称)   コスモプラネタリウム渋谷、渋谷区文化総合センター大和田12F
(投影時間)   平日:13:00 15:00 16:30 19:00
       土日祝日:10:30 13:00 14:30 16:00 17:30
(休館日)  毎週月曜日
(観覧料金) 大人:600円、子ども:300円(プラネタリウム入口の券売機)
(番組時間) 約50分 
(座席数)  約120席、同心円配列(一部一方向配列)、フラット、ドーム径17m
(投影機)  GEMINISTAR III、インフィニウムS、惑星投影機、スカイマックス2台構成


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案内板が良いですね
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HAYABUSA 帰還バージョン(全国初)
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エントランス(HAYABUSA番組の関連展示)
2010年11月23日 コスモプラネタリウム渋谷
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