実写テスト [天文]
天体写真撮影用に購入したEF50mmF1.8STMの星空での実写テストを実施しました。EOS6DIR改造カメラにEF50mmF1.8STM用の周辺光量補正と色収差補正のデータをパソコンに接続して転送しました。
EOS6DIR改造カメラ、髙橋PM-1にて自動ガイド、ISO400、F1.8(5秒)、F2.8(10秒)、F4.0(20秒)にて撮影。ピント出しはライブビューにて5倍に拡大しました。自由雲台を使用して実写テストしておりませんので、星座の構図は無視しています。
F1.8、F2.8、F4.0の周辺部のシリウス付近をポイントに画質チェック(100%)して見ました。一般撮影では一段絞りのF2.8で問題無いのでしょうが、星空撮影ではF4.0まで絞らないと周辺部まで均一な画質にはなりません。周辺光量補正はONですが、やっぱりF1.8絞り開放では周辺部で周辺光量低下が残っています。
単焦点レンズでこのレベルですので、ズームレンズでも2絞り程度絞り込まないと周辺部まで均一画質にはなりません。星空撮影は一番厳しいレンズテストだと思います、その為に星空撮影用にズームレンズを使用することは無いです。オリオン座に広がるバーナードループを早く撮影したいです、さそり座やいて座の散光星雲もまだまだ撮影出来ておりません。
実写テスト画面はオリオン座と周辺部におおいぬ座のシリウス
F1.8→F2.8→F4.0、木の枝は自動ガイドで流れています。F1.8ではコマフレアが目立ちます、F4.0でもシリウスは完全に円形になっておりません。
2022年02月01日 自宅にて
EOS6DIR改造カメラ、髙橋PM-1にて自動ガイド、ISO400、F1.8(5秒)、F2.8(10秒)、F4.0(20秒)にて撮影。ピント出しはライブビューにて5倍に拡大しました。自由雲台を使用して実写テストしておりませんので、星座の構図は無視しています。
F1.8、F2.8、F4.0の周辺部のシリウス付近をポイントに画質チェック(100%)して見ました。一般撮影では一段絞りのF2.8で問題無いのでしょうが、星空撮影ではF4.0まで絞らないと周辺部まで均一な画質にはなりません。周辺光量補正はONですが、やっぱりF1.8絞り開放では周辺部で周辺光量低下が残っています。
単焦点レンズでこのレベルですので、ズームレンズでも2絞り程度絞り込まないと周辺部まで均一画質にはなりません。星空撮影は一番厳しいレンズテストだと思います、その為に星空撮影用にズームレンズを使用することは無いです。オリオン座に広がるバーナードループを早く撮影したいです、さそり座やいて座の散光星雲もまだまだ撮影出来ておりません。
実写テスト画面はオリオン座と周辺部におおいぬ座のシリウス
F1.8→F2.8→F4.0、木の枝は自動ガイドで流れています。F1.8ではコマフレアが目立ちます、F4.0でもシリウスは完全に円形になっておりません。
2022年02月01日 自宅にて
月齢2と木星 [天文]
本日は月齢2と木星(-2.0等星)の接近でした、EF300mmF4Lでは画面の両端となってしまいました。途中で雲が流れてちょっと焦りましたが、霞んだ細月もなかなか良い感じです。
17h47m
17h52m
18h06m
2022年02月03日 自宅にて
17h47m
17h52m
18h06m
2022年02月03日 自宅にて
宇宙ステーション通過 [天文]
久しぶりにISSの撮影しました、自宅の屋根の上を通過して行きました。最初の一枚目は撮影ミスしてしまいました、14枚の比較明合成でした。
ISSの撮影はどのような撮影方法がベストなのか、色々とトライしました。最初は1枚の撮影で画面の右から左に通過する状況を撮影しました。ISS通過位置を方角や高度、画角、星座位置から予想してカメラ位置を固定しました。
まだ薄明の時間帯では30秒以上の露出はISO100でf22に絞っても露出オーバーになってしまいました。それでは1枚撮影ではなく連写モードでの数枚の撮影が一番撮影しやすい結果となりました。比較明合成ではISSの光跡がシャッタースピードに因り切断されてしまう欠点があります。(EOS6D、SP35mmF1.8→F2.8、ISO400、4秒)
ISS通過
2022年02月05日 自宅にて
ISSの撮影はどのような撮影方法がベストなのか、色々とトライしました。最初は1枚の撮影で画面の右から左に通過する状況を撮影しました。ISS通過位置を方角や高度、画角、星座位置から予想してカメラ位置を固定しました。
まだ薄明の時間帯では30秒以上の露出はISO100でf22に絞っても露出オーバーになってしまいました。それでは1枚撮影ではなく連写モードでの数枚の撮影が一番撮影しやすい結果となりました。比較明合成ではISSの光跡がシャッタースピードに因り切断されてしまう欠点があります。(EOS6D、SP35mmF1.8→F2.8、ISO400、4秒)
ISS通過
2022年02月05日 自宅にて
恒星食 [天文]
月齢5の月がうお座μ星を隠す恒星食の撮影にトライしました。予定通りの時刻の20h22mにうお座μ星が月を隠しました(潜入)。出現は21h27mです。撮影ミスで月が中心から外れてしまいました。
残念ながら出現時刻では輝度差は無いものの、直焦点ではうお座μ星を確認出来ませんでした2000mm程度の直焦点であれば写ったでしょう。
月齢5(月面基準露出)
20h20m(潜入直前)画面左上に拡大写真にてうお座μ星(4.8等星)
2022年02月06日 自宅にて
残念ながら出現時刻では輝度差は無いものの、直焦点ではうお座μ星を確認出来ませんでした2000mm程度の直焦点であれば写ったでしょう。
月齢5(月面基準露出)
20h20m(潜入直前)画面左上に拡大写真にてうお座μ星(4.8等星)
2022年02月06日 自宅にて
メジロ [その他]
昨日も庭先にメジロが来ていたので、みかんを木にぶら下げてメジロが来るか、再度今朝から待機していました。ヒヨドリが最初に来ましたが、その後メジロが来て撮影出来ました。
また毎朝に来られてもメジロには食べ物が無くて困るので、適当に止めようと思います。朝の鳥の声が増えたように感じます(気が付くようになった)、シジュウカラにも気が付くようになりました。
ヒヨドリ
メジロ
2022年02月07日 自宅にて
また毎朝に来られてもメジロには食べ物が無くて困るので、適当に止めようと思います。朝の鳥の声が増えたように感じます(気が付くようになった)、シジュウカラにも気が付くようになりました。
ヒヨドリ
メジロ
2022年02月07日 自宅にて
オリオン座 [天文]
緑のトラスト協会の原市の森で何か印象的な写真が撮影出来ないかと思っていました。森の木々の隙間から見える星座を撮影して見ました。まずはオリオン座中心の冬の大三角にトライしました。
オリオン座
2022年02月21日 原市の森
オリオン座
2022年02月21日 原市の森
カノープス [天文]
カノープスはりゅうこつ座の一等星(-0.6等級)で、夜空に見える恒星としてはシリウスの-1.4等級に次ぐ全天2番目の明るさを誇ります。さいたま市付近では2月20日の南中時刻は20時頃で見やすい時間帯です。カノープスの南中高度は理論上は約2度です、実際には大気の屈折で高度は高くなります。
EOS6D、ISO100、EF300mmF4.0→F5.6、30秒露出の9枚の加算平均でカメラ内部処理です。撮影された写真を見ると地平線付近は少し雲が有り大気は不安定のようです。(撮影時刻は20時16分)
カノープスを南中前後のもう少し比較明合成で長時間撮影した方がもっと日周運動の星の動きが分かるでしょうね、寒さと風を我慢するしかないです。
カノープス
2022年02月21日 蓮田市内
EOS6D、ISO100、EF300mmF4.0→F5.6、30秒露出の9枚の加算平均でカメラ内部処理です。撮影された写真を見ると地平線付近は少し雲が有り大気は不安定のようです。(撮影時刻は20時16分)
カノープスを南中前後のもう少し比較明合成で長時間撮影した方がもっと日周運動の星の動きが分かるでしょうね、寒さと風を我慢するしかないです。
カノープス
2022年02月21日 蓮田市内