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サンカヨウ [尾瀬地域]

尾瀬では6月になると大きな葉に白い花を付けるサンカヨウを見かけるようになります、毎年燧ヶ岳は御池から広沢田代と熊沢田代のお花を楽しみながら登ります。

そして山頂付近から尾瀬沼に下るミノブチ岳の登山道にはハクサンシャクナゲが咲きますが、サンカヨウも見ることが出来ます。この写真のように透き通るサンカヨウを見た時にはびっくり「これって、サンカヨウだよな・・・・」と自分の眼を疑ってしまいました。(新・尾瀬の植物図鑑によると大きな欠刻があるのでキレハサンカヨウかな)


2003年07月12日 ミノブチ岳付近(燧ヶ岳)


秋の熊沢田代 [尾瀬地域]

御池から約1時間で広沢田代、そしてさらに約1時間で熊沢田代に到着します。熊沢田代は私の大好きな尾瀬の場所の1つでもあります、夏の湿原のお花も良いのですが秋の紅葉は特にお薦めです。

10月の朝の木道は霜が降りて足元が良く滑り、3回も足を踏み外してしまいました、山頂まではここからさらに約2時間です。御池〜広沢田代〜熊沢田代〜山頂は尾瀬で一番素晴らしい展望ですが、それだけに厳しい登山道でもあります。


2004年10月07日 熊沢田代(山頂方面)

熊沢田代を過ぎて階段を登り振り返る風景に私はいつもなんて素晴らしい「見返り美人」なんだと感じます。


2004年10月07日 熊沢田代(御池方面)


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燧ヶ岳 [尾瀬地域]

燧ヶ岳は尾瀬ヶ原と尾瀬沼では山頂の見え方が違います、それは5つの峰を合わせた総称として燧ヶ岳と呼んでいるからです。

柴安グラ(2,356m)、俎タグラ(2,346m:三角点)、御池岳、赤ナグレ岳、ミノブチ岳となっており、御池岳と赤ナグレ岳には登山道がないので、山頂に登った時に名前を忘れることがあります。長英新道を登り切るとミノブチ岳に到着、山頂への上りで中央にあるやや平坦な御池岳が確認できます、その左側が赤ナグレ岳で、柴安グラと正面が俎タグラとなります。

尾瀬沼から見ると俎タグラが一番標高があるように見えます。


2005年05月21日 尾瀬沼東岸

尾瀬ヶ原から見た燧ヶ岳は左から柴安グラ、御池岳、赤ナグレ岳が確認できます。


2005年05月26日 竜宮十字路


ホソバヒナウスユキソウ [尾瀬地域]

至仏山は5月中旬から6月末までは植生保護の為に入山禁止となっており毎年7月から入山解禁となっております。私は毎年7月最初の土曜日にお花目当てで登ります、その年の残雪状況で見頃を過ぎているお花もあります。

ホソバヒナウスユキソウは舌を噛みそうな名前で、漢字名では細葉雛薄雪草となっているのでなるほどと理解できます。至仏山と谷川岳などの蛇紋岩地帯特産の植物でこの花が見たくて至仏山に登るハイカーも多いですが、他にも多くの高山植物のお花畑が連続致します。

小至仏山の稜線に出ると新潟方面から吹き上がるような風が強く、夏でも天気が悪いと長袖やセーターが欲しい時もあります。こんな環境のなかで咲いてホソバヒナウスユキソウは凄いです、そして撮影は風との戦いでもあります、雨に濡れているホソバヒナウスユキソウはもう涙ものです。


2004年07月04日 ホソバヒナウスユキソウ・高天ヶ原


ジョウエツキバナノコマノツメ [尾瀬地域]

ジョウエツキバナノコマノツメ(上越黄花の駒の爪)はスミレ科だったのですね、花の名前にスミレが含まれていないのも珍しいです。7月の至仏山では他に黄色のシナノキンバイの群生、白色ではチングルマの群生を見ることが出来ます。キバナノコマノツメとジョウエツキバナノコマノツメは葉の形に特長があるので、今年至仏山に登った時は注意して見ます、また宿題が増えてしまった。


2004年07月04日 小至仏山付近


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至仏山 [尾瀬地域]

毎年7月最初の土曜日に至仏山に登りますが5月中旬〜6月末までは入山禁止です。鳩待峠ルートから小至仏山〜至仏山の残雪が良く見えるポイントがあります、いつもこのポイントで休憩するのですがやっぱり早く登りたくなってしまいます。

花の百名山でもある至仏山は遠くから見ると緩やかな登りにも見えますが、実際には蛇紋岩地帯の登山道はごつごつした大きな岩の連続で良く滑ります、特に山の鼻の下りは注意が必要です。山頂からの眺めも最高なのですが、私は少し下ったお花畑の高天ヶ原から見える尾瀬ヶ原と燧ヶ岳が好きです。


2005年06月05日 鳩待峠ルート

至仏山山頂から山の鼻に下った高天ヶ原からの眺めが好きです、昨年行った時は雲海に浮かぶ燧ヶ岳のようになりました。


2005年11月06日 高天ヶ原


尾瀬沼 [尾瀬地域]

燧ヶ岳山頂からは大パノラマが楽しめますが、ミノブチ岳に下ると眼下に尾瀬沼の形や周辺の山々が確認できます。このミノブチ岳には時間が許す限りゆっくりと休憩したい場所で、昼寝なんか出来たら最高ですね。7月のニッコウキスゲの時期には大江湿原一面が黄色になっているのが確認出来る時もあります。


2004年10月07日 ミノブチ岳(燧ヶ岳)

沼尻付近のアップの写真を見ると大清水平、小沼、沼尻休憩所と沼尻平の木道や池塘が良く分かります。


2004年10月07日 ミノブチ岳(燧ヶ岳)


ヤマドリゼンマイ [尾瀬地域]

ヤマドリゼンマイは高山植物なのか定かではありませんが、いつもは名脇役でも7月上旬には主役のように新緑がまぶしいです。風に揺れるヤマドリゼンマイは尾瀬の初夏を伝えます、ヤマドリゼンマイの芽吹きも嬉しいものです。


2005年07月03日 上田代


2005年07月02日 中田代


快晴の尾瀬沼 [尾瀬地域]

04月22日は戸倉~大清水間の道路閉鎖が解除されましたのでさっそく日帰りで歩いて来ました、下界は春なのにまだまだ大清水登山口は冬って感じでした。

岩清水から冬道を登り切ると左側に至仏山の頭、そして正面には残雪の燧ヶ岳と尾瀬沼が見えた時は疲れも飛んでしまいました。三本カラマツも自由に撮影出来て嬉しかったです、帰りは雪が緩んでいて踏み抜きには苦労しました、スノーシューが便利でしょう。


2006年04月22日 尾瀬沼と燧ヶ岳


2006年04月22日 三本カラマツ


尾瀬沼の夕焼け [尾瀬地域]

今年初の山小屋泊で尾瀬沼に行って来ました、やや雲が多いもののやっぱり日帰りではこんな夕焼けを見る事ができません。今年の尾瀬が始まったと実感した瞬間でもあります、大江湿原の朝もやもきれいでした。


2006年04月29日 尾瀬沼東岸